ビジネスリーダーが読むべき本3選 

読書の秋に差が付く
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まとまった時間が取れるシルバーウィーク。この機会により広い視野で経営について学びたい方へ。グロービスエグゼクティブスクール・経営幹部養成プログラムの教員が、ビジネスリーダーにぜひ読んでもらいたい、おすすめ本をご紹介します。

社長ごっこはもうやめよう!

よき経営者の姿(日本経済新聞出版社)

■推薦:芹沢宗一郎(グロービス経営大学院 教員)
■推薦コメント:
「社長にふさわしい人とは?」「社長のポテンシャルを持った人を開花させるためには?」「社長の選び方はどのように工夫すべきか?」等々、社外取締役として今まさに東芝のガバナンス体制の立て直しで火中の栗を拾うことになった伊丹教授による、手触り感あるわかりやすい書だ。社長候補の立場にあるエグゼクティブ層、あるいは体系的なサクセッションプランを考える立場にある方、そして何より現経営者に是非とも一読をお薦めしたい。

真面目に経営に取り組むと、破壊的イノベーションに負ける!?

イノベーションのジレンマ(ダイヤモンド社)

■推薦:嶋田毅(グロービス経営大学院 教員)
■推薦コメント:
「イノベーション」というと製造業やITビジネスを想像される方も多いかもしれないが、サービス業でも、例えばヤマト運輸の宅急便やコンビニのセブン-イレブンのシステムは非常に優れたイノベーションである。その意味で、イノベーションと無縁のビジネスパーソンはいない。本書は、「破壊的イノベーション」と呼ばれるイノベーションが、優良企業の牙城を崩し、市場を奪っていくメカニズムを解説したものだ。実は、ある優良企業の業績が急に下がるのは、既存のライバルに市場を奪われるよりも、思わぬところから忽然と現れた「代替品」「代替サービス」に置き換えられるケースが多い。そして、そうした破壊的イノベーションに負けてしまう原因は、優良企業が真面目に経営に取り組んだ結果であるという驚くべき示唆が本書の主眼だ。新時代の競争を考える上で、経営者候補であれば読んでおくべき1冊と言えよう。

山本七平が問いかける「日本的経営」とは?

【新装版】山本七平の日本資本主義の精神(ビジネス社)

■推薦:尾関好良(グロービス経営大学院 教員)
■推薦コメント:
経営者が読んでおきたい図書として頻繁に推薦される、マックス・ヴェーバーの『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』。資本主義、あるいはその外形を理解するためには必読図書だろう。それに対し、山本七平は今から35年前に「私たち日本人が関わる資本主義を、本当にプロテスタンティズムに結びつけていいのだろうか」と問いかけた。日本文化に根ざした、何か別の原則に基づいて日本的経営は行われているのではないか。日本の経営も、「日本の伝統と日本資本主義の精神」という形で捉えなければ、本当には理解できないのではないか。山本七平の問いかけに、経営の在り方を深く考えさせられる1冊だ。

【関連リンク】
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