コラボ消費: 環境に優しい古くて新しい消費スタイル 

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コラボ消費(Collaborative consumption)

モノやサービスを1人で所有するのではなく、多くの人間で共有する消費のスタイル。シェアのビジネスモデルの根幹にもなっている。ITの積極的な活用を含意することが多い。

コラボ消費にはいくつかの類型がある。典型的なのは、1)モノの共有、2)空間・スペース等の共有、3)再配分の3つの分類に分けるものだ。

1)は自動車や衣類といった目に見えるモノを複数の人間でシェアするスタイルである。典型的なのはカーシェアリングである。広義に捉えれば、古くからあるレンタカーもカーシェアリングの一種と見なせるが、オーソドックスな(ITを活用せず不特定多数に貸し出す)レンタカーはコラボ消費には含めないことも多い。ここでいうカーシェアリングは、1970年代から流行ってきた、数十人で1台の車をシェアして利用するスタイル、あるいはITを活用した米国のZipcarのサービスなどを指す。

2)の空間・スペース等の共有は、モノそのものではなく、オフィスや時間などを共有するものである。家や部屋を貸し出すアメリカのAirbnbなどが有名だ。日本でも小規模事業者向けのオフィスシェアなどは増えており、利用者は、固有のスペースは確保しながら、共有スペースや電話交換等のサービスについては他者と共有することでオフィス関連費用を下げることができる。

3)再配分は、中古品の再利用(リユース)である。古本や古着など、中古品の売買はるか昔から行われてきた行為であるが、近年では、ソーシャルメディアなどに代表されるITの進化や物流網の発達により、より広範囲にわたり、確度の高い情報を伴って再配分を行えるようになった点が新しいと言える。

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