MBA経営辞書「パワー」 

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パワー(Power)

人や組織の行動に影響を与える力。パワーの研究で著名なスタンフォード大学のジェフリー・フェファーは、「行動に影響し、出来事の流れを変え、抵抗を乗り越え、これがなければ動かない人々に物事を実行させる潜在的能力」とパワーと定義し、詳細な分析を行っている。パワーはいくつかの要素に分解される。ジョン・フレンチとバードラム・レイバンは、パワーの源泉を以下の5つとしている。

(1)正当性のパワー:正式な権限に基づくパワー、(2)報酬のパワー:報酬を与えるパワー、(3)強制のパワー:処罰を与えるパワー、(4)専門性のパワー:専門的な知識やノウハウを持つことから生じるパワー、(5)準拠のパワー:他人が尊敬するような人間が持つパワー。

この他、パワーを公式の力、個人の力、関係性の力の3つに分類し、さらに様々な要素に還元する見方もある。

人・組織を動かすには、これらパワーの微妙な差異を理解し、使い分ける必要がある。また、パワーはいたずらに使えば良いというものではなく、自身の目的は何か、自分が何を達成しようとしているのかを正しく理解したうえで、いつ、誰に、どのパワーをどのように使えばいいのかを決定しなくてはならない。

また、一度獲得したパワーがそのまま一定レベルに維持されることは稀である。あるパワーが伸びる一方で、別のパワーが衰えることは珍しくない。また、転職など、職場の環境が変われば当然パワーも変化していく。自身のパワーを正しく認識することが必要である。

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