MBA経営辞書「製品アーキテクチャ」 

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製品アーキテクチャ(Productarchitecture)

製品の機能を各パーツ、部品に割り当てる(逆に言えば、どのパーツ、部品が完成品のどの機能を担うかを決める)設計、スキームのこと。製品アーキテクチャには大きく、モジュラー型(組み合わせ型)とインテグラル型(擦り合わせ型)がある。前者の典型例としてはパソコン、後者の典型例としては自動車がある。

昨今のグローバル競争の流れは、インテグラルの世界にモジュラーの構造を持ち込んだもので、参入障壁を下げると同時に、価格競争へと持ち込むのが特徴的である。

これは、競争ルールの変化とも密接に関係する。日本の製造業が伝統的に得意としてきたのは、インテグラル型の製造であったが、たとえばエレクトロニクス業界に象徴されるように、かつてはインテグラル型だった製品がどんどんモジュラー化していくにつれ日本企業がシェアを失うという事態が起きており、大きな課題となっている。

企業として重要なのは、モジュラー、インテグラルのどの領域で戦っているのかをしっかりと把握したうえで、どのような競争が仕掛けられているのか、今後、どのように自社の戦略方向性を設定していくべきなのかを理解することである。

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