MBA経営辞書「単回帰分析」 

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単回帰分析(Simpleregressionanalysis)

2つの変数の関係性を数式化し分析するもの。回帰分析のうち、説明変数が1つの場合を指す。一般に回帰分析ではある事象を、たとえば次のような複数の要因からなる数式で説明しようとする。

y=a1x1+a2x2+a3x3+_+akxk+b

単回帰分析は説明変数が1の場合で、シンプルに次の式で表される。

y=a1x1+b

この例では一次式で表現しているが、このほかに、対数や指数を利用した式、xを累乗したx2、x3などを利用した多項式などもある。ただし、ビジネスでは多くの場合そのシンプルさから一次式が多用されている。経験曲線(累積生産量に応じてコストが下がるという傾向)の図表のように、もともと一次式では表わしにくい関係を、対数グラフを用いることで一次式で扱えるように変換することも多い。

単回帰分析は、視覚的には散布図上のデータに対し、最も「当てはまりの良い」直線を引くことに相当する。単回帰分析では「最もあてはまりの良い」という意味を、実際のデータと直線とのズレを最小になるように客観的に直線をひく、と考える。具体的には、各データから回帰直線に降ろした直線の長さの二乗の総和を最小にする直線と読み替え分析する。これを最小二乗法という。

表計算ソフトのエクセルなどでは、分析ツールのうち「回帰」を用いると簡単に計算ができる。

▼「MBA経営辞書」とは
グロービスの講師ならびにMBA卒業生など、幅広い分野から知を結集して執筆された、約800語の経営用語を擁する辞書サイト。意味の解説にとどまらず概念図や具体例も提示し、マーケティング、ファイナンスなどの分野別に索引できる。今後、検索機能ほかサイト機能の追加を行う一方、掲載用語を1000語程度まで拡充した上でサイト上でのご意見の収集ならびに監修の実施を通じた更なる精緻化を図り、グロービス編著のベストセラー書籍『MBAシリーズ』と併読いただける書籍として出版を予定している。

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