MBA経営辞書「インベンション」 

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インベンション(Invention)

いわゆる発明のこと。技術経営などではイノベーションと対比されて用いられることが多い。

イノベーションが社会的に強いインパクトを与える革新性を含意するのに対し、インベンションは純粋に新しい事象や物質の発見を指すことが多い。ただし、これはインベンションが社会的なインパクトと無縁ということではなく、その影響が間接的で時間がかかりやすいことと関連している。

たとえば、DNAの塩基配列の解析技術は、当時は純粋な発明(後にノーベル賞が与えられた)であったが、その技術が進化し、容疑者の特定や遺伝子組み換えなどに応用されるなどして多くの人間の社会活動にインパクトを与えるまでには少なからぬ時間を要している。

インベンションはまた、自然科学的、工学的な発見に対して用いられることが多いが、社会科学などの分野でコンセプトを新しくつくった場合もインベンションという場合がある。

インベンションの源泉は科学者の興味であることが多いが、偶然に何かが発明されることもある。「ポストイット」に結びついた3Mの接着力の弱い糊などがその例だ。

インベンションは、それが将来的に役に立つと考えられる場合、特許で権利を保護される場合が多い。ただし、特許には有効期限があるため、その期間内に事業化してキャッシュを得ることが重要となる。

▼「MBA経営辞書」とは
グロービスの講師ならびにMBA卒業生など、幅広い分野から知を結集して執筆された、約800語の経営用語を擁する辞書サイト。意味の解説にとどまらず概念図や具体例も提示し、マーケティング、ファイナンスなどの分野別に索引できる。今後、検索機能ほかサイト機能の追加を行う一方、掲載用語を1000語程度まで拡充した上でサイト上でのご意見の収集ならびに監修の実施を通じた更なる精緻化を図り、グロービス編著のベストセラー書籍『MBAシリーズ』と併読いただける書籍として出版を予定している。

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