MBA経営辞書「同時性」 

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同時性(Simultaneity)

サービス・マネジメントにおける「サービス」の特徴の一つ。サービスの生産(提供者による)と消費(利用者による)が、同時に同じ場所で行われることを指す。生産と消費の分離の難しさから、不可分性とも言う。

生産と消費が同時に起こるという特性は、時間と場所のマッチングの難しさがついて回ることを意味する(これは次の消滅性とも関連する)。たとえば、マッサージというサービスは、マッサージ師が利用者が望む時間にそこにいないことには提供できない。複数の顧客がいないと成立しないビジネス(例・ロールプレイイングによる研修など)では、その制約はさらに強くなる。

なお、昨今は、ITの進展に伴い、一部のサービスにおいては「同じ場所」という制約は解消されつつある。スカイプを利用した外国人(フィリピン人など)とのマンツーマンの会話を売りにする英会話教室などがその例だ。米国の企業がコールセンターをインドに置いたりするのも同様の発想である。

▼「MBA経営辞書」とは
グロービスの講師ならびにMBA卒業生など、幅広い分野から知を結集して執筆された、約800語の経営用語を擁する辞書サイト。意味の解説にとどまらず概念図や具体例も提示し、マーケティング、ファイナンスなどの分野別に索引できる。今後、検索機能ほかサイト機能の追加を行う一方、掲載用語を1000語程度まで拡充した上でサイト上でのご意見の収集ならびに監修の実施を通じた更なる精緻化を図り、グロービス編著のベストセラー書籍『MBAシリーズ』と併読いただける書籍として出版を予定している。

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