MBA経営辞書「習熟効果」 

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習熟効果(Learningeffectiveness)

習熟効果とは、長くそのビジネスを行い、累積の経験量が増すと、無駄が減り、効率化も進むため、経験の少ないライバルに比べて単位当たりのコストが下がるというメカニズムである。具体的には、プロセスが効率化したり、歩留まりが上がったり、「遊ぶ」経営資源が減る、といった現象に現れてくる。

習熟効果は、規模の経済性と相まって、経験曲線を右肩下がりに下げる効果を持つ。ただし、経験曲線は、無制限に右肩下がりになるわけではなく、どこかで傾きがなだらかになる点にぶつかる。このポイントを超えると、プレーヤーによるコスト差はほとんどなくなり、かつ差別化が難しい場合には、業界として、いわゆる手詰り業界に陥りやすい。

▼「MBA経営辞書」とは
グロービスの講師ならびにMBA卒業生など、幅広い分野から知を結集して執筆された、約700語の経営用語を擁する辞書サイト。意味の解説にとどまらず概念図や具体例も提示し、マーケティング、ファイナンスなどの分野別に索引できる。今後、検索機能ほかサイト機能の追加を行う一方、掲載用語を1000語程度まで拡充した上でサイト上でのご意見の収集ならびに監修の実施を通じた更なる精緻化を図り、グロービス編著のベストセラー書籍『MBAシリーズ』と併読いただける書籍として出版を予定している。

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