MBA経営辞書「特化型事業」 

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特化型事業(Specializedbusiness)

特化型事業とは、アドバンテージ・マトリックス上において右上に位置する事業であり、競争要因がいくつか存在し、かつ、市場のセグメンテーションを通じて異なる戦略をとることで収益性を高められるような事業である。

分野ごとに強いプレーヤーが存在する計測器業界や雑誌などはこのタイプに当たる。これらの事業では、セグメント内でのシェアが重要な意味を持ってくる。たとえば、サッカー専門雑誌であれば、全雑誌やホビー系雑誌に占めるシェアよりも、サッカー専門雑誌に占めるシェアのほうが重要である。

金融業界では、商業銀行が比較的規模型事業の色彩が濃いのに対し、証券業は、確かに規模も重要ではあるが、中小事業者でも、工夫次第で収益性を高めることが可能であり、特化型事業の色合いが強い。かつて、いち早く訪問営業をやめ、ネット事業に取り組んだ松井証券などにそうした特徴を見てとれる(ただし、ネット証券業は、昨今は規模型事業の要素が強くなってきている)。

▼「MBA経営辞書」とは
グロービスの講師ならびにMBA卒業生など、幅広い分野から知を結集して執筆された、約700語の経営用語を擁する辞書サイト。意味の解説にとどまらず概念図や具体例も提示し、マーケティング、ファイナンスなどの分野別に索引できる。今後、検索機能ほかサイト機能の追加を行う一方、掲載用語を1000語程度まで拡充した上でサイト上でのご意見の収集ならびに監修の実施を通じた更なる精緻化を図り、グロービス編著のベストセラー書籍『MBAシリーズ』と併読いただける書籍として出版を予定している。

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