MBA経営辞書「三者間市場」 

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三者間市場(Thethree-partymarket)

Free(無料)から利益を生み出すビジネスモデルの一つ。サービスを利用するユーザーが直接費用を負担するのではなく、第三者が代わって費用を負担するモデル。広告モデルや、集客代行モデルなどが該当する。

最も有名で身近な三者間市場のビジネスモデルは、地上波の民放テレビである。地上波民放テレビは、有料のCS放送やアメリカなどで多いPPV課金の番組とは異なって、視聴者は無料で番組を視聴する。その費用を負担し、テレビ局に収益をもたらすのは、CMを提供するスポンサー企業である。したがって、ターゲット顧客の視聴者数の多い番組が、広告主に対して高い広告費を請求できることになる。近年では、電車の中など、人が多く集まる場所を積極的に広告に触れる場にしようとする動きが強まっている。

広告モデルは、ウェブの世界などでも有効なビジネスモデルである。初期の頃は、トラフィックが多いサイトほど広告価値が高くなるというシンプルなモデルが多かったが、グーグルのように、検索の表示順位に価値をつけるなど、新しいモデルも登場している。

集客代行モデルは、よりダイレクトに企業と見込顧客との接点を提供するモデルである。たとえば、ある種の無料の着物着付け教室は、実際にそこに集まった受講生に、企業のスタッフが直接営業する機会を提供する。そして、教室の運営者は、企業の売上げから一定のマージンを得るのである。

▼「MBA経営辞書」とは
グロービスの講師ならびにMBA卒業生など、幅広い分野から知を結集して執筆された、約700語の経営用語を擁する辞書サイト。意味の解説にとどまらず概念図や具体例も提示し、マーケティング、ファイナンスなどの分野別に索引できる。今後、検索機能ほかサイト機能の追加を行う一方、掲載用語を1000語程度まで拡充した上でサイト上でのご意見の収集ならびに監修の実施を通じた更なる精緻化を図り、グロービス編著のベストセラー書籍『MBAシリーズ』と併読いただける書籍として出版を予定している。

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