MBA経営辞書「マネジメント・チーム」 

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マネジメント・チーム(Managementteam)

企業経営の核となり、全社方針や全社戦略を策定・管理するメンバー。かつては、取締役会メンバー≒マネジメント・チームというケースが多かったが、近年、社外取締役が増加したこともあり、取締役会のメンバーとマネジメント・チームのメンバーが大きく異なるケースも少なくない。
通常、CEO(最高経営責任者)、COO(最高執行責任者)、CFO(最高財務責任者)といった各最高責任者に加え、事業の数が増えていくにつれ、その統括責任者がマネジメント・チームに加わっていく場合が多い。

良いマネジメントチーム要件としては以下がある。
1)スキルセットが備わっている:
たとえば、ベンチャー企業などでは、CEOは技術もしくは営業畑出身者であることが多く、会社の全般管理やオペ
レーションには目が行かないことが多い。事実、成長ステージに見合ったCOO、CFOが不在であるがゆえに、
組織運営が滞るケースは少なくない。マネジメント・チームとして、バランス良くスキルセットを備えることが
望ましい。
2)マネジメント・チームのベクトルが合っている:
ビジョンや戦略の「方向性」は大枠で合っていても、「距離感」や「ステップ論」が食い違うことは少なくないので
注意が必要だ。
3)各メンバーの役割が明確で、各人が担当領域について他のメンバーから信頼されている:
役割分担については、たとえばMBOを公開することで強化される。つまり、各人の基本的な役割を定義すると
ともに、MBOで決まった短期的な目標を共有することで、個々の役割をさらに強く認識できるようになる。
4)マネジメント・チームに対して適切なガバナンスが働いている:
ガバナンスとは、マネジメント・チームを正しい方向に駆り立てる仕組みである。適切な外部ガバナンスは、下記
のようなメリットをもたらす。
・「監視役」として、マネジメント・チームを適切な方向に導いてくれる。
・人間関係などの問題から自ら(特にリーダー)は行いにくいマネジメント・チームの調整や、難しい意思決定の
実行、後押しをしてくれる。
・マネジメント・チームに欠けているスキルセットや資源(人的ネットワーク)を提供してくれる。

▼「MBA経営辞書」とは
グロービスの講師ならびにMBA卒業生など、幅広い分野から知を結集して執筆された、約700語の経営用語を擁する辞書サイト。意味の解説にとどまらず概念図や具体例も提示し、マーケティング、ファイナンスなどの分野別に索引できる。今後、検索機能ほかサイト機能の追加を行う一方、掲載用語を1000語程度まで拡充した上でサイト上でのご意見の収集ならびに監修の実施を通じた更なる精緻化を図り、グロービス編著のベストセラー書籍『MBAシリーズ』と併読いただける書籍として出版を予定している。

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