「オンラインMBA」が拓く学びのフロンティア 

グロービス・ニュース
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オンライン教育の効用として、(1)出張などで多忙を極める人や地方に在住している人、(2)出産や育児などのライフイベントで一時的に職場から離れている人――など、これまでは諦めていた人たちに学びの機会を提供できるということが言われてきた。グロービス経営大学院は、この4月「オンラインMBA」プログラムを開講するが、その第1期生に対して入学式当日(3月29日)にインタビューを実施したところ、そうした想定を超える具体的な「3つの学びスタイル」が見えてきた。

第1に「キャリア・ブリッジング」。夫の海外転勤により駐在員の妻としてキャリアを中断した女性。キャリアの空白期間に「オンラインMBA」の受講で自己研鑚し、帰国後にキャリアアップを狙う。

第2に「ワーク・ライフ・ラーニング・バランス」。仕事も、自分の時間も、家族との生活も、学びも、どれも諦めたくない。そんな、ちょっと欲張りなライフスタイルにオンラインMBAで挑戦する。

第3に「ジャパン・プライド」。グローバル最前線で奮闘する日本人ビジネスパーソン。好むと好まざるとに関わらず、欧米流のマネジメント知識やリーダーシップの素養が求められる厳しい戦いの場。そこで生き抜くためのスキルを日本語で。まさに、日本人としてのプライドを賭けた学びだ。

3人へのインタビュー要約を以下に紹介する。

■キャリア・ブリッジング――シンガポール在住、久保彩さんの場合

896522f2dda8e5656618a573c8af84c2 久保彩さん(36) シンガポール在住、 御主人の転勤を機にキャリアを中断

主人の仕事の関係でシンガポールへ移り住み、現在は離職中です。13年間勤めた会社を離れることに迷いもありましたが、復職を見据えた上で、家族と海外で過ごす経験は二度とないかもしれないと考えて来星しました。

ところがシンガポールで生活を始めてからは不安と焦りにかられました。仕事から離れているという危機感が募る中で、MBAへの挑戦を考えました。現地の経営大学院も探しましたが、いつ帰国するかも分からない状況では通学を決断するのも難しい。そんな時にグロービスの「オンラインMBA」の存在を知り、受講を決めました。

家事や育児と学びを両立させることができると思ったのも受講を決めた理由です。ここシンガポールには私と同じような立場の方が大勢います。ご主人の仕事の都合で日本を後にし、それまで自分が意欲を持って取り組んでいた仕事から離れなければならない。そして育児の期間はキャリアが空いてしまうことになります。

そういう方が復職を考えたとしても、1年でも休むと自信を持てなくなってしまうと思うのです。採用する企業の側から見ても1年のブランクは大きいと思います。育児から学ぶことがたくさんあったとしても、キャリアという点ではプラスの評価にはならない。そうした境遇に苛立ちや不安を覚える方が沢山います。

「オンラインMBA」には、そうしたキャリアの空白期間を埋め、キャリアとキャリアの間を橋渡しする「キャリア・ブリッジング」という効果があると思います。仕事を離れ、育児に集中する期間を逆手にとって、今後のキャリアアップに活かせる学びの期間に変えることができるのです。キャリアの空白期間には、向上心や意欲の維持は難しいかもしれないと感じていたのですが、「オンラインMBA」で仲間と一緒に学ぶことを通して自分自身のモチベーションを維持・向上できるのはとてもありがたいと思います。(談)

■ワーク・ライフ・ラーニング・バランス――東京都在住、梅澤一成さんの場合

587386aa8ce347378a2d712b8a951690 梅澤一成さん(32) 東京都在住、外資系製薬会社勤務、 最近子供が生まれたばかり

「オンラインMBA」を選んだ理由としては、通学時間を‘0(ゼロ)’にできるということが大きいですね。これは、通学のために使わなければならなかった時間を、もっと自分にとって意味のある時間として活用できるということです。オンラインであれば休日は自宅で受講できるので、大学院までの往復の通学時間を家族との時間に充てることができます。

最近子供が生まれたので、家族と一緒にいる時間を今まで以上に大事にしています。生まれてすぐの成長の過程を見守ることは今しかできないので、それが一番ですね。家族との時間を失うことが気がかりで一歩踏み出せない人にとって、オンラインMBAは有用な選択肢になるのではないでしょうか。

他に大事にしていることは、人とつながりを持つことです。今まで意識的に人とつながろうと考えたことはなかったのですが、オンラインMBAの単科クラスで様々な人の価値観に触れることができました。特に刺激を受けたのは自ら事業を起こしている人や起こそうとしている人です。そういう人たちが身近にいるおかげで、自分も1人の人間としていかに社会に影響を与えていけるかということを真剣に考えるようになりました。

最近思うことは、仕事、学び、生活に対してもっと欲張りになっていいということです。それはやり方を考えれば全部できてしまう。私は「オンラインMBA」で「ワーク・ライフ・ラーニング・バランス」を実現することを目指したいと思っています。仕事に励みながら学びを最大化し、しかも家族との時間を大事にしながら、人とのつながりも創っていく。今までは難しいと思っていたことが、当たり前にできるようになっています。何かを諦める必要なんて無いのです。大事なのはできると信じて一歩を踏み出してみることではないでしょうか。(談)

■ジャパン・プライド――ニューヨーク在住、川名恭介さんの場合

33ae748f96ab8a83d93dbad996c0b26c 川名恭介さん(48)ニューヨーク在住、日系化学メーカー勤務、 米国法人のマネジメントとして奮闘

2012年3月にニューヨークへ渡りました。正直、日本にいたころはあまりMBAの必要性を感じていませんでした。ところが、アメリカにはMBAを取得しているビジネスパーソンがとても多い。自分のビジネスの現場では、子会社の社長やボードメンバーたちと、販売や売上、製造、管理など多岐にわたるテーマで頻繁にディスカッションする必要があります。そうした場で、自分にはマネジメント全般に関する知識が足りないと痛感しました。土台となる知識やフレームワークを持っていないと、自分の発言に安定感や説得力が足りず、素人的な意見になっているのではという不安を覚えてしまうのです。

私は会計・財務畑でキャリアを積んできたので、その領域に対しては自信をもって意見をすることができます。ただ、自分ではより広い視野を持ったマネジメントとしてのパフォーマンスが期待されていると思いますし、それに応えたいという思いがあります。そこで一念発起してMBAを学ぶことを決意しました。

MBAを学ぶにあたっては、現地のビジネススクールも検討しました。ただ、仕事のことを考えたり、意見をまとめて発言したりする時、私が頭の中で使っている言語は日本語です。脳に汗をかき、必死で考えるのに、必ずしも英語である必要はないと思いました。ニューヨークに居ながらにして日本語でMBAを学びたい――。そのニーズにグロービスの「オンラインMBA」がピタリとはまったのです。

その決意に至ったのは、「ジャパン・プライド」とでもいう意識なのかもしれません。日本人としてアメリカのビジネスの現場で日々戦っています。負けていられません。日本人としてのプライドを賭けてマネジメントやリーダーシップをしっかり学び、日々の現場ですぐに活用したいと思っています。(談)

<グロービス・ニュース>

◆グロービス経営大学院、2015年度入学式を挙行
日本語・英語パートタイムプログラムで702名が入学

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グロービス経営大学院は、2015年度東京校入学式を3月29日(日)に東京校にて執り行いました。入学式は午前に英語プログラム、午後に日本語プログラムの2部構成で、いずれも堀義人学長の式辞に続いて新入生代表による決意表明、教員紹介が行われました。東京校に在籍する新入生とその家族、教員ほか関係者約500名が出席しました。また、今年度開講の「オンラインMBA」を受講する新入生も、各々の受講地域からオンラインで出席。その様子はウェブカメラを通じて、リアルタイムで会場のスクリーンに投影されました。

グロービス経営大学院の東京、大阪、名古屋、仙台、福岡5キャンパスと、オンラインを合わせた2015年度入学者数(土日と平日夜に受講するパートタイムプログラム)は、日本語プログラム659名(オンラインMBA入学者含む)、英語プログラム43名の計702名です(平日昼に受講する英語フルタイムプログラムは9月入学で、ここには含みません)。

2006年開学当初78名だった大学院本科入学者数は、2015年4月には702 名に達し、日本最大規模のビジネススクールに成長しています。2009年にパートタイム英語MBAプログラム、2012年9月にフルタイム(全日制)英語MBAプログラムを開講し、日本国内のみならず世界各国からの留学生も招き入れています。

◆グロービス経営大学院のMBAご紹介

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