MBA経営辞書「COO」 

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COO

ChiefOperatingOfficerの略。日本では「最高執行責任者」と訳される。

「CEO(ChiefExecutiveOfficer、最高経営責任者)」が企業の経営全般に対して責任を持つのに対し、COOは日々の業務執行の責任を請け負う。

米国型コーポレートガバナンスでは、企業の所有と経営(執行)を切り分け、所有者(株主)を代理する取締役会が、業務執行を行う執行役員を任命・監督するという形態となっている。COOのような“CXO”という役職名は、所有・執行の役割境界をそれほど明確にしていない会長(Chairman)や社長(President)とは異なる概念のものである。しかし、実際には会長がCEOを、社長がCOOを兼ねることが多く、特に近年になってから、執行役員制度を導入する企業が増えてきた日本においては、このような兼任をする傾向が見られる。

また日本においてはCOOを置かず、CEOがその役割を兼ねる場合が多かったが、日産自動車やソニーのように、グローバルな大企業を中心にCOOを設置する会社が最近、目立っている。その背景には、経営が複雑化・加速化するなかで、執行役一人一人の負担が増加してきており、役割を分担することで負担を軽減する意図があると考えられる。また、例外的ではあるが、ソニーのように事業分野ごとに異なるCOOを置く企業もある。

なお、COOのように“CXO”と称される執行役として他に、「CEO」「CFO(ChiefFinancialOfficer、最高財務責任者)」「CLO(ChiefLearningOfficer、最高人材・組織開発責任者)」などがある。

▼「MBA経営辞書」とは
グロービスの講師ならびにMBA卒業生など、幅広い分野から知を結集して執筆された、約700語の経営用語を擁する辞書サイト。意味の解説にとどまらず概念図や具体例も提示し、マーケティング、ファイナンスなどの分野別に索引できる。今後、検索機能ほかサイト機能の追加を行う一方、掲載用語を1000語程度まで拡充した上でサイト上でのご意見の収集ならびに監修の実施を通じた更なる精緻化を図り、グロービス編著のベストセラー書籍『MBAシリーズ』と併読いただける書籍として出版を予定している。

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