MBA経営辞書「選抜教育」 

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選抜教育(SelectionEducation)

特定の教育プログラムに対して「それを受講するにふさわしい」と企業側が判断する者をあらかじめ選抜し、教育受講させるもの。選抜の方法はさまざまで、企業で使用している評価結果に基づく場合もあれば、上長の推薦による場合もある。近年は「取締役候補者」や「将来的に経営陣になりうる可能性が高いと企業側が判断した者」を対象とした教育実施例が増加しており、「エリート教育」の色彩を強めている。

選抜教育に関しては、誰が選抜されたかが社内に対して明確になるため、単なる教育の機会提供ということにとどまらず、人事的なメッセージを社内に発することになる。人によっては、「自分は選ばれなかった。ということは、自分の会社での評価は高くない。会社での昇進の見込みは小さい」などと考える者も出てくる可能性がある。それゆえ、マネジメントとしては、「なぜその対象者が選ばれたのか」という選抜基準を明確に社内にコミュニケーションすること、あるいは、選抜に漏れた人間へのケアを丁寧に行なうことが求められる。

次回は「目的別教育」を取り上げます。

▼「MBA経営辞書」とは
グロービスの講師ならびにMBA卒業生など、幅広い分野から知を結集して執筆された、約700語の経営用語を擁する辞書サイト。意味の解説にとどまらず概念図や具体例も提示し、マーケティング、ファイナンスなどの分野別に索引できる。今後、検索機能ほかサイト機能の追加を行う一方、掲載用語を1000語程度まで拡充した上でサイト上でのご意見の収集ならびに監修の実施を通じた更なる精緻化を図り、グロービス編著のベストセラー書籍『MBAシリーズ』と併読いただける書籍として出版を予定している。

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