MBA経営辞書「コンフィギュレーション学派」 

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コンフィギュレーション学派(configurationschool)

コンフィギュレーション学派は、組織をコンフィギュレーション(特徴や行動が首尾一貫した集団。組織構成や構造の特徴として表れる)と捉え、ある特定の組織は最も環境にあったコンフィギュレーションをとると考える。アルフレッド・チャンドラーやヘンリー・ミンツバーグが代表格である。

コンフィギュレーション学派は最も包括的な戦略形成論であり、他の学派の主張をも自説で包括的に説明しようとする。プランニング学派は比較的安定した状況に置かれた組織(成熟した大量生産型事業など)で有効であり、ポジショニング学派は経済合理性が強く働いている状況に置かれた組織(米国における多くの生産財事業など)で有効、ラーニング学派は予測が難しくアイデアが重視される業界(ハイテク産業など)で有効、などだ。

組織は環境にあったコンフィギュレーションをとるという考え方は、必然的に、環境の変化に応じて、変革(トランスフォーメーション)により、あるコンフィギュレーションから別のコンフィギュレーションへと飛躍することを要請する。それゆえこの学派はトランスフォーメーション学派と呼ばれることもある。

次回は「オプション」を取り上げます。

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