MBA経営辞書「20-80の法則」 

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20-80の法則(20-80law)

構成要素を大きい順に並べた時、上位20%の要素で全体の80%程度を占めることが多いという経験則。
ビジネスに限らず様々なケースにおいて、一部の要素が全体のかなりの割合を占めることが経験的に知られている。その中でも経験上、頻繁に観察されるのが、「上位20%の要素で全体の80%を占める」というケースだ。ビジネスシーンでの典型的な例としては、「上位20%の顧客で売上げの80%を占める」「上位20%の商品で売上げの20%を占める」「故障原因の上位20%で80%の故障を説明できる」などがある。
ただし、あらゆるケースに20-80の比率が当てはまるわけではない。企業や業界によっては、それが10-90の場合もあれば、30-70の場合もある。したがって、ラフな目処として20-80を想定するのはかまわないが、正確を期すのであれば、実データに基づいてパレート分析を行うことが望ましい。
20-80の法則はまた、仮説検証を行うときに、「100の手間をかけて100%の精度を狙うのではなく、20の手間で80%の精度まで検証できたら、次のステップに移ることが望ましい」といった意味合いでも用いられる。これは、ビジネスで最も重要な要素の1つであるスピードを重視した考え方であり、この姿勢を「QuickandDirty」と表現することもある。

次回は「ロングテール現象」を取り上げます。

▼「MBA経営辞書」とは
グロービスの講師ならびにMBA卒業生など、幅広い分野から知を結集して執筆された、約700語の経営用語を擁する辞書サイト。意味の解説にとどまらず概念図や具体例も提示し、マーケティング、ファイナンスなどの分野別に索引できる。今後、検索機能ほかサイト機能の追加を行う一方、掲載用語を1000語程度まで拡充した上でサイト上でのご意見の収集ならびに監修の実施を通じた更なる精緻化を図り、グロービス編著のベストセラー書籍『MBAシリーズ』と併読いただける書籍として出版を予定している。

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